普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.30表紙

vol.30
2019年
8月1日発刊
  • すごい事
  • 233
  • から
  • 240

53

書家

ヤマモトテルミ

見たいのは、新しい墨のカタチ

自己を解放し、みずからの“生きるエネルギー”をカタチにする前衛書道の世界。別名、墨象とも呼ばれる新しい書の表現は、まさに新しい墨のカタチを追求する芸術だ。前衛書家・ヤマモトさんもそんなまだ見ぬ墨のカタチを追い求めるひとり。「恩師に土を食べて、土を出していたら、ミミズと同じだよ。感動を伴う新しい表現をしなくちゃダメだ…とよく言われました。だから、きれいに書くことを目標とするのではなく、何か人の心に残るものを書いていきたいですね」と語るヤマモトさん。
その言葉通り、ヤマモトさんの作品は毎回違う表現で、ストイックに書と向き合っている姿が自然と伝わってくる。どれひとつとして同じ表現はないが、どれも不思議な強さがあって、見る人の心に迫ってくる。ある美術評論家によると、「ヤマモトテルミの線と形には、ある種、独特の艶と気迫がある」ということだが、確かにヤマモトさんの書には艶と呼ぶにふさわしい華やかな色気がある。彼女のどこにこんなパワーが秘められているのか……。その正体を探りに、ぜひ皆さんもヤマモトさんの作品と対峙してほしい。

web限定のおすすめ情報

NYで個展を開いたり、パリで書パフォーマンスを披露するなど、アーティストとして幅広く活動するかたわら、筆文字によるロゴやデザイン書なども手がけるヤマモトさん。なかでも名前を花にして咲かせる「名前花」は、一般の方にも大人気!お子さんの誕生や結婚祝い、ご長寿祝いにと、さまざまなシーンで喜ばれているそうです。気になる方は、ぜひ一度「名前花」のサイトをのぞいてみてください。
●名前花

http://namaebana.web.fc2.com

*ヤマモトさんの活動の様子や作品、個展などがチェックできるブログはこちらから。
http://yamamototerumi.blog77.fc2.com

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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