普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.27表紙

vol.27
2018年
11月1日発刊
  • すごい事
  • 209
  • から
  • 216

55

茶房の姉弟

中谷 淳子
中谷 明義

(ナカタニ・ジュンコ
ナカタニ・アキヨシ)

栗の木のテーブルを囲んで…

「お宅は栗の木で作った珍しい家じゃけぇ、壊すのはもったいないねぇ」というご近所さんのつぶやきがきっかけで、半分壊した所であやうく全壊をまぬがれた『なかたに家』。インテリアデザイナーの明義さんがみずから設計し、100年を越す民家は1階がカフェ、2階は明義さんの事務所として生まれ変わった。「年齢を重ね、ちょうど仕事との向き合い方を模索していたんです。これまではクライアントのもとへ出向いて仕事をしていましたが、人が集まる場所をつくれば、ここで仕事ができるんじゃないかなと思ったんです」と、週末限定のカフェをオープンさせた経緯を語る明義さん。洋菓子は姉の淳子さんが、和菓子は弟さんが担当して、最初はスウィーツとドリンクだけのメニューでスタートした。その後、常連さんからのリクエストによりバケットのサンドウィッチ、お持ち帰り用の焼き菓子なども追加された…のだが、「忙しいのはちょっと苦手かな」とちょっぴり照れ笑いする淳子さん。明義さんが毎週更新する美しい手描きのメニューは、既にファイルブック1冊をこえようとしており、ファイルをめくれば週末カフェの営みが手にとるように見えてくる。
カフェの大きな梁の下には、幼少期を過ごした我が家へのオマージュとして、栗の木のテーブルが置かれている。不思議と落ち着く空間と、一つひとつ丁寧につくられたスウィーツたち。姉弟が歩んでこられた時間も含めて、場所そのものがアートのような『なかたに家』は、大人のカフェ文化を感じさせてくれる空間だ。

web限定のおすすめ情報

●茶房 なかたに家

サイフォンでいれた香り高い珈琲と毎週変わる手づくりスウィーツが楽しめます。旬の素材や季節を感じさせるメニューにも、ご姉弟の細やかな心配りが感じられ、ほっこりなごんでしまいます♡テイクアウト用の量り売りクッキーやホールケーキ(要予約)などもオススメ!

広島市西区古江東町18-23
(tel)082-271-8511
(営)金〜日 10:00〜20:0 (週末限定)
(駐)4台

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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