普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.26表紙

vol.26
2018年
8月1日発刊
  • すごい事
  • 201
  • から
  • 208

61

株式会社オレンジ
福祉車輛取扱士

渋川 桂介

(シブカワ・ケイスケ)

ノウハウがなければつくればいいさ!

「買ったはえぇけど、肝心の車イスが入らんのよぉ。何とかしてくれんかのぉ」。福祉車輛専門店『オレンジ』には、こんな風に愚痴をこぼしながら駆け込んでくるお客さまも少なくない。全員が福祉車輛取扱士の資格を持つという同店では、スタッフは整備や販売に携わるかたわら、全国を飛びまわり、正しい福祉車輛の取り扱い方をレクチャーしている。もちろん、渋川さんもそのひとりだ。九州、和歌山、鳥取、四国、東京と、平均すると1人当たり年6回はレクチャーに出かけている。今後もその数はどんどん増えそうだという。
「介護にノウハウがあるように、福祉車輛の扱い方にもノウハウがあります。ではノウハウが共有できているかというと、そこは手つかずのままなんですよ」と、福祉車輛の現状について語る渋川さん。そこで渋川さんたち、福祉車輛協会のメンバーは、ゼロから研究を重ねて、取り扱いに関するテキストを作成した。通常の業務を終えてからのテキスト作り。時には車輛そのものの仕組みを確認するため、車を解体したこともあるという。また、取り扱いだけでなく、障がいを抱えるお客さまへの配慮、さらには税金に関する知識など、さまざまな知識が福祉車輛取扱士には必要とされる。今後の目標は「協会の会員を増やすこと」という渋川さん。福祉車輛に関するノウハウの共有は売る側の責任でもあるのだ。

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現在、広島県内で福祉車輛を専門に扱っているディーラーは、福祉車輛専門店『オレンジ』を含めて3件くらいしかないそうです。その中でも『オレンジ』はいち早く福祉車輛を専門に扱ってきた先駆者的存在(ちなみに同社の社長は『日本福祉車輛協会』の理事でもあります)。
福祉車輛をお求めの皆さんはもちろん、「福祉車輛取扱士の講習を受けてみたい」と考える一般ディーラーの皆さんも、お気軽にお問い合わせください…とのことです。

 

●福祉車輛専門店 株式会社オレンジ
広島市西区南観音7丁目13-26
(tel)082-291-0012
(営)9:00〜20:00
(休)水
(HP)http://www.h-orange.com

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写真撮影:吉岡早百合 / 文:寿山恵子

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