普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.27表紙

vol.27
2018年
11月1日発刊
  • すごい事
  • 209
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  • 216

84

有機農業家

高畑 充法

(コウハタ・ミチノリ)

「農」をめぐる、家族の肖像

充法さんが有機農業をスタートさせたのは5年前のこと。そのとき彼は若干16歳。農業高校に通い始めたばかりの高校1年生だった。「田んぼにヘイケボタルを呼び戻したい」という一途な思いだけで、大変な手間と苦労を伴う有機農業の道を選んだ。だが、本当にすごいのはここから彼を支える家族の物語だ。まず、お父さんはご近所に有機農業へ切り替えること、ご近所にはぜったい迷惑をかけないことを一生懸命説明した。農薬を一切使わない雑草まじりの田んぼは、お隣の田んぼにも少なからず影響を与えてしまう。農業は独りよがりではできないことを、父は息子に教えながら有機農業の道筋をつけていった。
一方、お母さんも生産地の見学にきた消費者の皆さんに、炊きたての無農薬米や旬の作物をふるまって、シャイな充法さんの代わりにしっかりと広報大使役をつとめてくれている。屈託ないお母さんの笑顔と青空を見ながら、新鮮な卵をぽとりと落としていただくご飯は、もうそれだけでご馳走だ。
有機農業をはじめて6年目を迎える今年、ようやく念願のホタルが高畑家の田んぼに戻りつつあるという。

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ミネラルたっぷりの海藻を肥料に使った高畑さんちの有機米! 昔ながらのはぜ干し(機械ではなく、天日による自然乾燥)にして、お米本来の甘さともっちもちの食感を引き出しています。
「ぜひ、食べてみたい!」という方はたくさんいらっしゃることでしょうが、残念ながら「ネットによる顔の見えないおつきあいは苦手」という高畑家…(笑)。購入希望の方は「土・日を利用して、遊びがてら買いに来てください」とのことでした。収穫を手伝ったり、採れたての野菜を頬張ったりしながら、ぜひ高畑さん一家の農へのこだわりにふれてみてください。現地では子やぎのアンちゃんやハイジ、ペーターにも会えますよ!

●お問い合わせ先
(TEL)090-7591-4915

 

●イベントのお知らせ
高畑家で収穫した美味しい卵が、ふつすごのイベントで買えます!
お父さん手づくりの餌ですくすく育った鶏たちは、毎日畑を自由に散歩しているのでストレスフリー!自然のものだけを食べて育った鶏たちが生む卵は黄身がレモン色です。白烏骨鶏や黒翡翠、ライトブラマなど、珍しい品種の卵をぜひご賞味ください!

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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