普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.25表紙

vol.25
2018年
5月1日発刊
  • すごい事
  • 193
  • から
  • 200

89

アフリカン・ミュージックユニット 「ムナファニ」

ダビット シラ
ヨーコ シラ

アフリカのケータイ電話

「ジェンベをひと言で表現するならアフリカのケータイ電話かな…」
そう語るのは、夫婦でアフリカン・ミュージックの演奏活動を行っているヨーコ・シラさん。ジェンベとは木の幹をくり抜いて、ヤギの皮を張った西アフリカの伝統的な民族楽器。ご主人のダビットさんは10代の頃からジェンベ奏者を目指し、母国ギニアの舞踊団で活躍してきた。現地で「ジェンベ・フォラ」と呼ばれるジェンベの達人は、そのリズムやサウンドで病気を癒やし、人はもちろん、自然の精霊たちともジェンベを介して会話ができるという。
「私はまだ現地の言葉を完璧に理解していないので、ジェンベ奏者の語りかけがよくわからないのですが、現地の人たちはジェンベの語りかけが100%理解できているみたいです。演奏を聴きながら、“あっ、いま自分の名前が呼ばれた!”と、即座に反応して踊りだすんですよ」
暮らしの中の日常的なコミュニケーションとして音楽が浸透しているギニア。昔は大自然の中で危険に遭遇した際、ジェンベを鳴らして危険を伝えるなど、ジェンベがちょっとしたケータイ電話の役目も果たしていたという。
いつでも、どこでも、音でつながるアフリカの解放感のせいだろうか…。シラ夫妻が奏でる陽気で無邪気なアフリカの音楽は、明日を明るく照らす不思議なエネルギーに溢れていた。

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ポジティブでエネルギーに溢れたギニアの音楽。聴いていると無条件に身体が動いてきて、何だか幸せな気分でいっぱいになります。
シラ夫妻の話によると、音楽が生活に密着したギニアでは、誰かの結婚式があれば、通りで音楽が鳴り響き、町中がお祝いしてくれるそうです。現代社会の中で行き詰まった生活を打開してくれる…。何だかよくわからない突き抜け感がすごく魅力的だと、奥さんのヨーコさんは教えてくれました。電気もない。水道もない。でも、「今」をしっかり生きている西アフリカの音楽に皆さんもふれてみませんか?

 

●ダビット・シラのジェンベレッスン
教室に利用している会場が改装中のため、現在はお休み中ですが、2月よりジェンベクラスを再開する予定です。興味のある方はぜひお問い合わせください。
会場:PERCUSSION HOUSE PICO(広島市中区流川町7-6)
お問い合わせ・お申し込み:koyoyoko@gmail.com(ヨーコ・シラ)
*その他、体験レッスン(1,000円)、個人レッスン、出張レッスンも受付中!

 

●ジェンベのメンテナンス工房
アトリエ・ワリババ
皮の張り替えやチューンナップも自由自在!
本場ギニアで培った神業技術で、ジェンベ奏者みずからあなたのジェンベをメンテナンスしてくれますよ。

 

●イベントのお知らせ
広島市西区いきいきプラザにて、国際交流事業の一環としてジェンベの演奏会と体験のイベントを行います。アフリカの音楽や文化に触れて、交流の輪を広げてみませんか?
会場:西区いきいきプラザ 4F講堂(広島市西区福島町1-19-12)
日時:2月15日(日)14:00~16:00
対象:どなたでも(無料)
お問い合わせ・お申し込み:(tel)082-231-1472(いきいきプラザ)

 

*今回、取材にご協力いただいたお店*
●古本と珈琲 楢 ~なら~
広島市西区横川町1ー10ー30
(tel)082ー234ー3887
(営)11:00~19:00 不定休
(FB)https://ja-jp.facebook.com/narabooks
昨年オープンしたばかりの「楢」は美味しい珈琲が飲める、とっても居心地のよい古書店です。本好き、珈琲好き、どちらも満足させる素敵な空間にぜひ一度足を運んでみてください!

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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