普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.25表紙

vol.25
2018年
5月1日発刊
  • すごい事
  • 193
  • から
  • 200

125

フルート奏者

根石 照久

(ネイシ・テルヒサ)

あたたかなフルートの音色に包まれて

フルートの魅力は楽器としての優美な姿だという人もいれば、あたたかな音色だという人もいる。

小学5年生の時にフルートと出会って、演奏者として生きていく道を選んだ根石さんにフルートの魅力を聞いてみると、彼はちょっと考えて、こう答えてくれた。

「うーん、難しいですね。確かに楽器自体の美しさも魅力だし、繊細で多彩な音色も魅力です。でも、一番はこの楽器の奥深さですね。知れば知るほどフルートの奥深さに魅せられてしまった。平たく言えば、はまってしまったんです」

実は取材を通して知ったのだが、フルートにはピッコロ、フルート、アルトフルート、バスフルート、コントラバスフルート、ダブルコントラバスフルートと、全部で6つもの種類がある。しかし、種類は同じといってもそれぞれ異なる楽器なので、同じ曲を演奏するときでもアプローチはまったく違ってくる。通常のフルートと形状も異なる大きなフルートになると、演奏者の数はぐっと少なくなるそうだ。

そんな中、根石さんは大きなフルートも扱う貴重な演奏者の一人。フルートだけで結成されたオーケストラ、「フルート・コンコード」に参加し、日本国内はもとより、世界各地でフルートという楽器の魅力を伝える演奏活動も行っている。

他の木管楽器と違って、リードのないフルートは人が直接息を吹き込み、管全体を振動させて音を発する。音色そのものが体温を持つようなあたたかみを感じさせるのはそのせいかもしれない。取材中、私たちのリクエストに応えて根石さんがフルートに息を吹き込んだ瞬間、やわらかな春の風があたりを駆け抜けていったような気がした。

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若手演奏家の育成を目的とした「あきクラシック」をはじめ、さまざまな場所で精力的に演奏活動を行っている根石さん。「音楽の一番の喜びは聴衆と楽しい気分を共有すること」と考える根石さんは、クラシックだけでなく、ジャズやポップスなど幅広い音楽を取り上げ、会場を訪れた人と音楽を通じた楽しいコミュニケーションを繰り広げています。

2月以降行われる根石さんの演奏会は以下のとおり!ナマでふれる楽器の音色の心地よさをぜひ体感してみてください。

 

●イベントのお知らせ

「ムシカ70th.Anniversary」

さちこのゆるクラコンサート

根石 照久(フルート) 末永 幸子(チェロ)

梶矢 民子(ピアノ)

2月11日(木) 14:00開演(13:30開場)

会場:音楽茶房ムシカ(広島市南区西蟹屋2丁目2−11)

入場料:2,500円(要予約)

お問い合わせ:090-7893-3531(末永)

 

*その他、フルートの訪問指導などもお受けしています。

お問い合わせは以下のメール・アドレスまで

(E-mail) lustig_klank@yahoo.co.jp(根石)

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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