普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.27表紙

vol.27
2018年
11月1日発刊
  • すごい事
  • 209
  • から
  • 216

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コスモスポーツオーナーズ
クラブ中国支部 副支部長

畑林 隆宏

(ハタバヤシ・タカヒロ)

ヒトも、クルマも、一生現役!

fs129_sub01伝説のスポーツカーとして名高いマツダのコスモスポーツ。

世界で初めて2ローターのロータリーエンジンを搭載した量産車が誕生したのは、約半世紀前のこと。大卒の初任給が8万円という時代に、そのクルマは148万円で販売されていた。当時の若者には到底手が届きそうにない高嶺の花。その頃ちょうど青春時代の真っ只中にあった畑林さんも、ただ、ただ、憧れのクルマに熱い視線を注ぐだけだった。50年以上を経た今、畑林さんが往年の名車に情熱を注ぐのには、そうした当時の時代背景が深く関係している。自宅のガレージには、「コスモスポーツ」をはじめ、「プリンス スカイライン S54」、そしてルパン三世の愛車で有名な「フィアット 500(息子さんが所有)」などがずらりと並んでいる。いずれも、若い頃に、欲しくて、欲しくて、たまらなかったクルマばかり。そんなクルマたちが、若かった頃の情熱を呼び覚ます触媒となっているのだろう。なんと畑林さんは独学で整備技術まで身につけてしまったそうだ。おかげで所有する旧車たちはみな現役!来年には50歳を迎えるという「コスモスポーツ」だが、蒜山や南阿蘇、兵庫県など、何回も遠出に出かけたことがあるというから驚きだ。

「ノスタルジックカーと上手く付き合うコツは、悪くなる前に“予防点検・整備”をしてあげることです。五感を研ぎ澄ませていれば、エンジン音やハンドルを切った時の感触で、クルマの調子が自然とわかるようになる…。人間の健康管理と同じですよ!」と笑顔で語る畑林さん。修理をしたくても、なかなか部品が手に入らないこともあるようだが、できる限り、クルマと二人三脚で現役を貫き通すことが目標だという。

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コスモスポーツオーナーズクラブの中国支部副支部長を務める畑林さん。クラブの情報によると、全国に現存するコスモスポーツは300台ほど。そのうち元気に走っているクルマはわずか200台ほどだといいます。なかなか部品が手に入らなくて、修理するのが大変なノスタルジックカーですが、なんとか頑張って長生きしてほしいものです!

 

今回、取材にご協力いただいたお店

広島マツダ 石内山田店

広島市佐伯区五日市町大字石内6387-9

(営)10:00~19:00

(休)火曜

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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