普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.25表紙

vol.25
2018年
5月1日発刊
  • すごい事
  • 193
  • から
  • 200

135

大正琴ユニット「花みずき」

瀬尾 美恵子

(セオ・ミエコ)

大正琴の音色でみんなを元気に!

fs135_sub01大正琴の音色に混じって聞こえる楽しげなおしゃべりと笑い声。まるで女学校の教室に紛れ込んだような、賑やかな練習室に集うのは、平均年齢約70歳のメンバーで構成される大正琴ユニット「花みずき」の皆さん。
今から4年前の2013年、大正琴の講座に通う瀬尾さんが、友人から「老人ホームで演奏してほしい」という依頼を受けて、講座の仲良しメンバーに声をかけたのがユニット結成のきっかけとなった。その後も年7~8回のペースでボランティア演奏を行うようになり、練習がある日は手弁当を持って地域の公民館に集合。
午前中に講座の練習に参加した後、お弁当を食べて、午後は「花みずき」の練習に励んでいるそうだ。
ユニットの発起人・瀬尾さんは人前で演奏することについて、「琴伝流大正琴はソプラノ・アルト・テナー・ベースといった4つのパートに分かれて行う合奏です。本番で6人がぴったり息を合わせるのはとても大変ですが、会心の演奏ができた時は何とも言えない幸せな気分になります。また、お年寄りが童謡や懐メロに合わせて、楽しそうに歌詞を口ずさむ姿を見ていると、私たちの方が反対に元気をもらって帰るんですよ」と、その喜びを教えてくれた。
とはいっても生演奏では何が起こるかわからない。練習したのに思うように弾けなくて、落ち込むこともしばしばあるという瀬尾さん。でも、そんな時、演奏を聴いてくれたお年寄りから、“よかったよ!”、“また来てね!” という言葉をかけられると、次も頑張ろうという気力が自然と湧いてくるのだという。もしかすると、誰かを元気にしたいという想いを持つことは、自分自身を元気にする秘訣なのかもしれない。

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子育てを終えてひと段落した時、偶然出会った大正琴。その出会いは、瀬尾さんに「はなみずき」の仲間たちやボランティアで出会うお年寄りなど、たくさんの出会いを運んできてくれました。これからもいろんな施設に足を運んで、演奏活動を行いたいという瀬尾さん。取材当日はちょうど「けんみん文化祭ひろしま2016」の地区大会の結果発表日で、なんと「はなみずき」がみごと地区優勝を獲得!文化祭本番に出場することが決定したそうです。そんな嬉しいニュースが舞い込んできたおかげで、撮影では皆さんシアワセいっぱいの笑顔♪「はなみずき」のメンバーに元気を分けて欲しいという方は、ぜひ下記イベントまで足をお運びください。

 

●大正琴ユニット「 花みずき」
ソプラノ 橘高 光代、林 伊津子
アルト 吉岡 広子、瀬尾 美恵子
テナー 藤田 萩江
ベース 大田 孝子

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写真撮影:吉岡早百合 / 文:寿山恵子

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