普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.25表紙

vol.25
2018年
5月1日発刊
  • すごい事
  • 193
  • から
  • 200

137

カービングアーティスト

久田 京子

(ヒサダ・キョウコ)

小さなナイフ1本でつくるアート作品

fs137_sub01「スゴイ!」「生きているみたい!」

小さなカービングナイフ1本で、あっという間に下絵もないフルーツに美しい模様を彫りあげる久田さん。ナイフの先から次々と模様が生まれ出る様子は、まるで彫刻そのものが意思を持つ生き物のようにも見える。

果物や石鹸などの表面に細やかな彫刻を施すタイ・カービングは、「習いたい事ランキング1位」にも輝く人気の分野だが、久田さんがカービングに魅せられたのは、ブームが来るずっと前!「もっと上を目指したい、本場の技術に触れてみたい」という思いから、当時勤めていた会社を辞め、言葉もわからないまま、カービング発祥の地、タイに渡ったそうだ。

「当時、私のような存在は珍しかったみたいですね。現地の教室で学ぶ日本人は、ご主人の海外赴任でタイに来られたという奥様がほとんど。カービングを学ぶためだけにやって来た私はちょっと変わり種でした(笑)」。

留学を終えて日本に帰ってきてからも、久田さんの探究心がとどまることはない。タイで学んだ伝統的な柄にアレンジを加えた、より繊細で優美なラインの作風は評価が高く、昨年タイで行われた世界大会でも見事シルバーメダルを獲得したほどだ。

また、教室に集う生徒さんの中にはすでに自分の教室を持っている方や一流レストランで活躍されるシェフなどもいるという。どんな技術でも極めようと思うと、もうこれで終わりということはない。そこが魅力だという久田さん。彼女自身もさらなる進化を求めて、毎年生徒さんと一緒にタイを訪れ、タイのカービングアーティストから刺激を得ているという。カービングブーム以前も、その後も、久田さんはずっと先を走り続けている。

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タイの宮廷文化から生まれたというカービングですが、伝統的な柄にとどまらず、最近では「これって本当にフルーツ?」と驚かれるほど、独創的なデザインを施した作品も数多く登場しているそうです。

そんな中、ひときわ飛び抜けた個性と技術で注目を浴びる久田さん! フェイスブックにアップした作品がたまたまTV局の方の目にとまり、某番組でソチ五輪金メダリストのソトニコワ選手をおもてなしするプレゼントに選ばれたこともあるそうです。

まずはYou tubeにアップした動画で、世界2位に輝いた鮮やかな腕前をぜひチェックしてみてください!

 

●京子の手づくり教室 Bai Mai

広島市西区中広町2-23-10

(tel)082-233-8388

(HP)http://bai-mai.com

 

*レッスンは完全予約制です。

 詳しい内容はHPでご確認ください。

*レッスンの他にも、オーダーメイドや出張イベント・講師などの依頼も受けているそうです。

 

アットホームな雰囲気が魅力の教室です!

カービングだけでなく、美味しいタイ料理の教室も行っていますよ。

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写真撮影:吉岡早百合 / 文:寿山恵子

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