162
広島鯉城クラブ キャプテン
岩﨑 雄也
(イワサキ・ユウヤ)
可能性がゼロになるまで夢をあきらめない!
開幕から熱戦が続くプロ野球。昨年に続き、我らがカープは熱い盛り上がりを見せている。一方、社会人リーグでも今年の全国大会を目指して、各チームが熱い思いを胸にスタートを切ったところだ。
社会人野球と聞いて、私たちがまず思いつくのは企業チームの存在だが、実はその他にも地域密着型のクラブチームがあることをどれだけの人が知っているだろうか?
今回取材した岩﨑さんもそんなクラブチームの一員。大学時代から鯉城クラブに所属していたものの、大学卒業後は四国の独立リーグに入団。プロリーグでピッチャーとして活躍していた。しかし、ケガのため自由契約となり、野球への気持ちが切れかけていたのだが、そんな時古巣の仲間が声をかけてくれ、もう一度マウンドに立つ決心がついたそうだ。
「広島鯉城クラブそのものは歴史あるチームだったのですが、僕が四国から帰ってきた時、メンバーは12人しかいませんでした。そこから仲間と一緒にメンバーを集め、チームの立て直しをはかってきたんです。今ではメンバーも25人に増え、みんなで“目指せ、全国大会!”を合言葉に、日々練習に励んでいます」と笑顔で語る岩﨑さん。
取材当日の試合では、土壇場での追い上げもむなしく敗退してしまったが、この悔しさは必ず次戦で晴らしてくれるだろう。もう一度マウンドに戻ってきたからには、「可能性がゼロパーセントになるまでプロを目指したい」という岩﨑さん。プロ野球だけでなく、熱い思いを秘めた社会人たちの戦いにもぜひ注目して欲しい。
web限定のおすすめ情報
かつてシニア部門には、日本ハムで活躍する中田翔選手も所属していたという鯉城クラブ。広島では歴史ある名門クラブチームのひとつです。
企業チームと違って、クラブチームは練習時間や練習場所を確保するのも大変! それでも野球を愛する仲間が集まって、全国大会が開催される西武ドームを目指しています。
プロ野球とは一味違う熱い野球の世界を見てみたいという方は、ぜひ一度試合会場まで足を運んでみてください。もちろん選手としての入団も大歓迎です!
社会人リーグの大会情報は
●公益財団法人 日本野球連盟 (JABA)
広島鯉城クラブへの問い合わせは
●広島鯉城クラブ
(tel)090-1331-7005(部長:戸野幸子まで)
web限定フォトギャラリー
写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

360度、どの角度から見ても美しい帽子
帽子デザイナー
有馬 大輔
被るだけでコーディネイトのアクセントとなったり、顔まわりに華やかな印象を添える帽子は、おしゃれ上級者にとって欠かせないアイテムだ。そんな帽子の魅力にはまった有馬さんは、広島でファッションの専門学校を卒...(続きを読む)

世界にひとつしかない“カワイイ”を求めて
花時計オーナー
梅田 真由美
ドアを開けると、目に飛び込んできたのは、色鮮やかな花と可愛らしいグッズに彩られた華やかな空間。この2月、南区京橋町にオープンしたばかりの「花時計」は、アーティフィシャルフラワー・アーティストであり、ク...(続きを読む)
※本サイト掲載の記事・写真・イラスト等の無断複写、複製、転載を禁じます。