普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.23表紙

vol.23
2017年
11月1日発刊
  • すごい事
  • 177
  • から
  • 184

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氷アーティスト

池田 誠

(イケダ・マコト)

氷アートで脇役だった氷を主役に!

fs169_sub01「入社2年半くらいまでは、クビにしたい社員No.1だったんですよ」と笑いながら語る己斐製氷(株)の池田さん。

現在は製氷部部長 兼 氷アート担当として大活躍する彼が、“社内きっての問題児”から“希望の星”に生まれ変われたのは、氷アートとの出会いがあったからだという。

入社当時は口を開けば、不満ばかりが飛び出していたという池田さん。その根底には、自分が扱う氷は飲食店のドリンクに使うものや生鮮食品を冷蔵するためのものなど、ほとんどが脇役扱い…。なかなか陽の目を見ない氷の存在に、どこか悔しさを募らせていたからだという。そして、そんな時、出会ったのが氷アートだった。

「氷アートに携わるのは9割が調理人といわれています。当時、氷業者が氷アートに挑戦するなんてケースは皆無でした。でも、これなら氷が主役になれる!新しい市場を開拓できるんじゃないかという希望も見えてきたんです」。

fs169_sub02氷アートに出会ってからというもの、池田さんは会社には内緒で夜遅くまで氷アートの技を追求することに熱中。当時の道具はノミ一本のみ。すべて独学での試行錯誤だったそうだ。

「僕は内緒のつもりでしたけど、上司は知らないふりをしてくれていたみたいですね。初めてみんなに披露したのは、同僚の結婚式でした。そこから上司の一人が後押ししてくれて、外部からもいろんなお仕事をもらうようになったんです」。

いまでは結婚式やイベントなどでも引っ張りだこ。ネットを介して、県外からの依頼も少なくないという。社内の異端児が始めた途方もない挑戦は、氷を主役に変えただけでなく、新しいマーケットの可能性も開拓してしまったようだ。

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夏場にカープの試合を見に行かれた方は、きっと球場で氷のオブジェを目にしたことがあるはず! あの氷のアートを作ったのが池田さん、その人です。

製氷会社というと、飲食店やスーパーで扱う氷を卸すのが主流。そんな中、己斐製氷(株)ではイベントやお祭り行事などでも大活躍! 最近では「氷の滑り台」や「夏場の降雪イベント」などがキッズたちに大人気なんだそうです。

暑〜い夏はせっかくのイベントも、その暑さから人の足が遠のきがち。斬新な氷の出し物を提案されたイベントの主催者さんたちは、「よく思いついてくれた!」と、池田さんたちのアイデアを大絶賛してくれたそうです。

出し物に頭を悩ませていたイベント主催者の皆さん、ぜひ一度、己斐製氷の氷アートをご検討してみてください。

 

●己斐製氷株式会社

広島市西区草津港1丁目7-5

(営)8:00〜17:00(平日)

   8:00〜12:00(土)

   6:00〜10:00(日・祝)

(tel)082-279-5000(留守番電話でも対応しています)

(fax)082-278-0883(24時間対応)

(HP)http://www.koiseihyou.com

※HPでは氷製品のカタログがダウンロードできる他、アットホームな己斐製氷の雰囲気が伝わるブログや漫画も必見です!

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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