普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.23表紙

vol.23
2017年
11月1日発刊
  • すごい事
  • 177
  • から
  • 184

170

イラストレーター

おりで ちせ

(オリデ・チセ)

不思議な余韻と会話するアート

fs170_sub01「わりと人物を描くことが多いのですが、画面にはその時の心象風景が投影されているかもしれませんね。でも、作品に想いをぶつけるというより、見る人が想像を掻き立てられるというか、何かコミュニケーションのきっかけとなるような絵を描きたいんです」と語るイラストレーターのおりでさん。

その言葉どおり、彼女が描く世界に生きる女の子たちは、淡く、ふんわりとした空気を纏っているが、なぜか目が離せないというか、不思議な余韻を見る人に与えている。

イラストだけでなく、彼女がつくる陶器のアクセサリーやペーパーアイテムにも、小さな作品の中にそれぞれストーリーが潜んでいるようで、ずっと眺めていたいような、シアワセな気持ちでいっぱいになる。

fs170_sub02これまでおりでさんは生まれ育った広島市内を拠点に活動していたが、気兼ねなく創作活動に没頭できるように、最近とびしま海道の豊島に移住したばかり。取材時は現在改装中ということだったが、近日中にアトリエ兼ショップをオープンさせる予定だという。

「島に移住してからも展示会やイベントの準備があるので、市内と島を頻繁に行き来しています。移住といっても、実家も海に近い江波だったので、島暮らしには親近感を感じますね。自然豊かな島の風景に囲まれて、今後どんな風に作品が変わっていくのか、自分でもワクワクしているんですよ」と楽しそうに語るおりでさん。暮らしの変化をそんな風にやんわり受け入れられるのも、おりでさんらしくて、何だか微笑ましい。私たちも島の暮らしを経て、おりでさんの作品がこれからどんな表情を見せてくれるのか、とても楽しみだ。

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イラストの他に、陶器のアクセサリーやペーパーアイテムなども制作しているというおりでさん。かわいい小物たちも、イラストレーターさんならではの色使いや世界観があって、不思議な魅力にあふれています。

実は今回の取材で彼女の作品に魅せられたスタッフ2名がイラストを購入! 日本画を意識したというその作品は、キャンバスに貼った和紙に、余白を生かして、墨と岩絵具で女の子が描かれていて、シンプルだけど、その分やさしい余韻に包まれるような、不思議な魅力に溢れた作品でした。

豊島への移住に伴い、アトリエ&ショップも誕生するというおりでさん。彼女の作品に触れたいという方は、ぜひ豊島を訪れてみてください。また、下記のホームページで展示会やイベント情報、取り扱い販売店などがチェックできますよ。

 

●ORIDE Chise

(HP)http://www.oridechise.net

 

【取材協力】

●andante

広島市安佐北区可部3-20-23 2F

(tel)082-205-8242

(HP)http://andante-kabe.tumblr.com/

※おりでさんの作品も常時販売しています。

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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