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5歳ドラマー
とらたろう
嵐を呼ぶドラマー、とらたろう参上!
ドン、ツッタ、ジャーン! ドアを開けると、いきなり盛大なドラムの音で出迎えてくれたのは、5歳になる幼稚園児のとらたろうくん。挨拶代わりに演奏を聴かせてもらうと、その鮮やかなドラムさばきに大のオトナたちは圧倒されっぱなし。ドラムを始めてどれくらいかと尋ねると、なんとわずか1年8ヶ月でこれほどまで上達したというから、その吸収力、集中力は恐るべきものだ。
「3歳の頃、神楽で見た和太鼓が気に入ったみたいで、毎日、オモチャの太鼓を夢中で叩いていたんです。で、まだ片言しか喋れない息子に、“ドラムやってみる?”と誘ってみたら、ここまで叩けるようになりました。うちの子の場合、言葉を覚えるよりもドラムを覚える方が早かったですね」と笑いながらお父さんは小さなドラマーの誕生秘話を語ってくれた。
現在、とらたろうくんのレパートリーは60曲ほど。ジャンルはロック、アニソン、ジャズ、J-POP、昭和歌謡…etc.とかなり幅広い。演奏の場もライブハウスやショッピングモール、福祉施設、地域の催しなど、さまざまな会場で演奏実績を積んでいる。しかし、会場でのコンサートとなると、結構長い時間を要するものだ。
お父さんに子どもの集中力ってそんなに続くものですかと尋ねてみると、「3歳で30分、4歳で1時間の演奏ができるようになりました。ドラムの前に座ると、不思議とスイッチが入るみたい」とのこと。どうやら小さくてもとらたろうくんは根っからの演奏者らしい。
そんな我が子をお父さんは、「プロを目指してほしいという気持ちはなく、好きなことを存分に楽しんでほしい。様々なことに興味を持って、多彩な人生を送ってほしい」とおおらかな目線で見守っている。お父さんのこうしたサポートがあるからこそ、とらたろうくんものびのびと演奏を楽しめるのだろう。
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とらたろうくんの迫力ある演奏にビックリしっぱなしだった、フツスゴ取材陣。その演奏にしきりに感心していると、去年の夏頃、「もう、ドラム飽きた」と言って、ちょっとの間スティックを持たなかった時期があったことをお父さんが明かしてくれました。
いったいどうやって復活したんですかと尋ねると、「練習帳のノートを作って、練習をしたらシールを貼る、というシール帳のようなものを作りました。(笑)」と、微笑ましいエピソードを披露。そこはやっぱり5歳児なんだ…と、取材陣も思わず笑顔に…。
いろんなメディアにも取り上げられ、ネット上にも動画がアップされていますが、とらたろうくんのドラム演奏を身近で聴きたい、演奏を依頼したいという方は、下記のフェイスブックを通じて、ぜひコンタクトをとってみてください。レパートリーも幅広いので、お年寄りがいらっしゃる施設等も大歓迎。とらたろうくんの演奏からパワーをもらってください。
●ライブのお知らせ
「5歳ドラマーとらたろうX’masライブ」
天満屋広島緑井店
12月24日(日)11:00~と13:00~(各30分ステージ)
観覧無料
●5歳ドラマーとらたろう
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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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