普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.25表紙

vol.25
2018年
5月1日発刊
  • すごい事
  • 193
  • から
  • 200

191

広島工業大学
HIT-EVチームメンバー

大西 宏樹
立花 侑矢

(オオニシ・ヒロキ
タチバナ・ユウヤ)

僕らの夢をのせて、走れ、エコランカー!!

fs191_sub01「動力源は大会スポンサーから提供される、充電式単三電池40本だけ! これだけあれば、広島から呉くらいまでの距離は走れますよ」と語るのは、広島工業大学3年生の大西君と2年生の立花君。
ガソリン車から電気自動車(EV)の時代へと移行する中、エンジニアをめざす彼らにとって、EVは新しい未来の選択肢だ。自らが製作したエコランカーでレース参戦を目指す『HIT-EV』に参加したのも、ものづくりの可能性を自分たちの手で感じ取りたかったからだという。
文字通り、寝る間も惜しんでマシンを製作し、大会に参加し続けた結果、昨年12月に行われた『Ene-1GP MOTEGI』大学・高専・専門学校部門では見事優勝を獲得。限られた条件の中でのものづくりが結果につながった。
「優勝といっても、総合成績で見るとまだまだです。経験豊かな社会人チームやスポンサーを通じて潤沢な資金を投じることができるチームに比べると、僕らのエコランカーは改良の余地がいっぱい。でも、いろいろ制限があるからこそ、アイデアも生まれる! エンジニアの卵としては、最高の勉強をさせてもらっています」という2人。
fs191_sub02何度も試作を重ねた模型(失敗を最小限に抑えるため)や、手仕事(専用の機械がないため)によって丁寧に研磨されたFRPカウル、代替材料として使用されたベニヤ板(学内にある道具で容易に加工できるため)などからも、制限されたものづくりにおける彼らの苦労がうかがえる。
ものづくりに宿る魂(スピリット)は、豊かな土壌さえ与えていれば自然に芽吹くというわけではないようだ。

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学生たちの力だけでつくったエコランカーで、毎年2回開催される『Ene-1GP』に参戦している、広島工業大学のHIT-EV。学生たちのチャレンジを応援する学内の学生自主企画支援制度に基づき、支援金を得てはいるものの、大会遠征費にかかる費用は膨大! EVカー製作を行いながらメンバーのみんなは自らのお小遣いを切り詰め、大会には宿泊費を抑えるため、寝袋持参で参戦しているそうです(泣)。でも、そんな条件下でもきっちり結果を残しているところは、さすがエンジニアの卵! スポンサーとして、彼らの夢を応援したいという方がいらしたら、ぜひ下記のTwitterアカウントから連絡を取ってみてください。

 

●広島工業大学HIT-EV

(HP)https://hit-ev.jimdo.com

(Twitter)https://twitter.com/ev_hit

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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