普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.26表紙

vol.26
2018年
8月1日発刊
  • すごい事
  • 201
  • から
  • 208

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モンゴル野球普及
プロジェクト代表

竹部 貴博

(タケベ・タカヒロ)

野球を通じて世界中を笑顔に!

fs196_sub01モンゴルで子どもたちに野球指導を行うプロジェクトを立ち上げた竹部さん。いったいなぜモンゴルで野球なのか?…と聞くと以下のような答えが返ってきた。
「きっかけはあるモンゴル人の青年との出会いですね。彼からモンゴルでは野球が普及していないことを教えられ、そこから自分の中でスイッチが入りました」
モンゴルというと相撲を思い浮かべる方も多いだろうが、実は同国では格闘技などの個人競技は盛んなものの、チームスポーツはあまり普及していない。だからこそ、竹部さんは子どもたちに野球を広めたいと考えたそうだ。
幼い頃から野球に親しみ、内野手として高校、大学でプレーしてきた竹部さんにとって、野球は単なるスポーツではなく、仲間との絆を育んできた大切な場! 特に野球名門校であった福岡大学では、チームプレーの考え方が大きく変化した。
「高校までレギュラーは当たり前でしたが、大学に入るとまわりはすごい選手ばかり。チームは神宮大会にも出場しましたが、メンバーに入れる状況ではありませんでした。でも、戦っているのはグラウンドに立つ選手だけじゃない。チーム一体となって戦っています。試合に出られない選手もプレーしているんだということを知りました」
fs196_sub02プロジェクトを立ち上げた時、モンゴル側の関係者から、チームプレーを通して、ぜひ思いやりの心を教えてほしいと依頼された竹部さん。そこで、誰かがよいプレーをしたら必ずハイタッチをしたり、声かけを欠かさないようにしているそうだが、それは試合に出られない辛さを知る彼だからこそできる、互いをリスペクトする思いやりの指導なのかもしれない。

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野球人口はごく一部の富裕層で、野球専用球場は国内に一カ所のみ。モンゴルは「野球のない国」と聞いて、クラウドファンディングを使って資金を募り、年に1回のペースで現地に赴き、野球教室の開催、バットやグローブなどの道具の寄付、指導者の育成などを行っています。たったひとりで立ち上げたプロジェクトも、今では仲間や支援者に支えられています。

普段は大学の職員として働かれているそうですが、仕事をしながら、スポンサーを募ったり、協力者を集めたりするのは大変! そのバイタリティには頭が下がります。モンゴルに野球を楽しむ子どもたちがもっと増えるように、そして日本との交流がもっと盛んになるように皆さんもぜひ応援してください。また、スポンサーとして参加したい、あるいは現地への野球指導に参加したいという方は、ぜひ、下記メールへご一報ください。

 

●モンゴル野球普及プロジェクト

日本モンゴル外交関係樹立45周年記念事業

(連絡先)gs070032@yahoo.co.jp

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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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