普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.27表紙

vol.27
2018年
11月1日発刊
  • すごい事
  • 209
  • から
  • 216

215

広島県民踊協会 師範

今井 広也順
(順子)

(イマイ・ヒロナリジュン(ヨリコ))

踊りがあるから、明日も元気で頑張れる

fs215_sub01「実はね、年に1度、70支部が一堂に会して、ホールで踊りの発表会をするんですよ。その晴れ舞台のためにね、みんなで毎月1,500円ずつ積立をして、舞台用の着物を買うんですよ。一度スポットライトを浴びて踊るとね、これが快感なのよ!」と満面の笑顔で語る順子先生。

先生が民踊を指導する「美月会」は設立してから今年で8年目を迎える。“親しみやすい民踊で、楽しく踊りましょう”という趣旨の会だが、前述のホール発表会をはじめ、フラワーフェスティバルや盆踊り、地域の敬老会など、多彩な場所で踊りを披露し、たくさんの観客に“元気”と“笑顔”を分けている。

「お稽古日は週に1回、夕方の2時間だけですけど、この2時間だけは、辛いことや日々の忙しさからも解放されて、心が元気になります。お稽古が終わると、“明日も頑張ろう!”という気持ちになれますよ」とやさしく語る順子先生。
fs215_sub02民踊を楽しむ仲間の中には、家族の介護に携わっていたり、ご自身も闘病中だという方がいる。実は順子先生自身も数年前に娘さんが大病を患い、看病に明け暮れる日々を過ごしていたという。だが、そんな時、病床にあった娘さんが、「お母さんが暗い顔をしていると、私も辛い。私にかまわずお稽古に行ってちょうだい。そして、笑顔で戻ってきてね」と言って、先生をお稽古へ送り出してくれたそうだ。今ではその娘さんも回復し、美月会のメンバーとして、共に稽古に励んでいる。稽古でひとしきり汗をかいた後は、「お茶を飲みながらの反省会&女子会トークがまた楽しいの!」と、チャーミングに微笑む順子先生。楽しみを自分でつくりだせる人は、生き方もとても上手だ。

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「一度スポットライトを浴びて踊ると、クセになっちゃうわよ」と言って、いたずらっぽく笑う順子先生と美月会のみなさん。でも、いったんお稽古が始まると、休憩中の和やかな雰囲気とは打って変わって、眼差しは真剣そのもの! ピリッとした空気に、「本当に踊りが好きなんだな…」と感心させられました。

お稽古を拝見していると、民踊といっても、使用する曲はカラオケでよく唄われるものや盆踊り、沖縄民謡…etc.と幅広いレパートリーがあるようです。そうした親しみやすさが日舞とは大きく異なる点。興味のある方は上記連絡先までお気軽にお問い合わせください。ただいま美月会では次代にバトンタッチできるように、新メンバーを絶賛募集中だそうです。

 

●広島県民踊協会 美月支部

(tel)090-4897-8803(代表:今井順子)

(活動日)毎週火曜日 19:00〜21:00

(費)指導料 1,500円
   発表会積立金 1,500円

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写真撮影:吉岡早百合 / 文:寿山恵子

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