普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.31表紙

vol.31
2019年
12月1日発刊
  • すごい事
  • 241
  • から
  • 248

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発酵マニア

山田 明子

(ヤマダ・アキコ)

ふくらむ ふくらむ まほうのて

fs221_sub01「発酵食を手づくりするのって、どこか子育てと似ているんですよ」と語る山田さん。〈ふくらむ ふくらむ まほうのて〉というブログを通じて、自身の発酵食生活を発信する山田さんは二人のお子さんを持つお母さんでもある。彼女によると、(親の)エゴを持ち込まず、環境を整えてじっと待つところが、子育てと発酵食の共通点なのだそうだ。実は山田さんが発酵食を作り始めたのもお子さんがきっかけ。アトピーに悩まされていた下のお嬢さんのために、腸内環境を整える発酵食を手づくりしたのが、発酵食づくりにはまる第一歩だった。以来、独学で知識を深め、同じような悩みを持つお母さんや家族の食に気を配る主婦仲間を集め、発酵食に関するワークショップや教室を開催しているそうだ。
fs221_sub02「私自身は畑を耕すこともできないけど、発酵食のおかげで、この小さなキッチンで生産者たり得る喜びを味わうことができる…そこが手づくり発酵食の一番の魅力です」
そう語る彼女の言葉通り、山田家のキッチンカウンターには色とりどりの発酵食の瓶詰めが並んでいる。トマトやレモンを塩麹にしたものや自らの手で揉んで発酵させた紅茶、お子さんたちと「美味しくなぁれ」と願いながら手づくりした黒豆味噌など、すべて“メイド・イン・山田家”の発酵食だ。
面白いことに新築の家に入居したての頃は、うまく発酵が進まなかったこともあったが、家族が暮らし始め、家独自の菌が宿るようになると、「我が家の味」が醸されるようになってきたという。発酵食の作り方に正解はないと語る山田さん。子育てを楽しむように、我が家ならではの味をじっくり醸していくのも、豊かな暮らしを楽しむ極意なのかもしれない。

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トマトにレモン、ニンニク、生姜など、余った食材はとにかく何でも発酵させちゃうという山田さん。山田さんの手にかかれば、余ったワインだって自家製ワインビネガーに変身! まるでキッチンの中で食材DIYを楽しんでいるようなクリエイティブ感が発酵食にはあるみたいです。

そんな山田さんが最近特に気になっているという発酵食があるそうです。それはさつまいもとお米からつくられる奄美大島のミキ! 現地ではペットボトルで売られているほどポピュラーな飲み物ですが、それゆえ作り方が伝わらず、それぞれの家庭の味が失われつつあるのだとか…。放っておけば絶えてしまいかねない先人たちの知恵と味を少しでも伝えていけたら…と、山田さんの教室では、「奄美のミキ」づくりにも挑戦しているそうですよ。

皆さんも山田さんと一緒に発酵生活を楽しんでみてはいかが? まずは手始めに山田さんのブログにアクセスしてみてください!

 

●発酵食マニア 山田さんのブログ〈ふくらむ ふくらむ まほうのて〉

(blog)https://ameblo.jp/fukuramu-fukuramu/

(FB)https://www.facebook.com/akiko.yamada.7393

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写真撮影:吉岡早百合 / 文:寿山恵子

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