普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.30表紙

vol.30
2019年
8月1日発刊
  • すごい事
  • 233
  • から
  • 240

223

Social Book Cafe
ハチドリ舎 オーナー

安彦 恵里香

(アビコ・エリカ)

燃えている森を救うのは、ハチドリのひとしずく

fs223_sub01「趣味は課題解決!」という安彦さん。『Social Book Cafe ハチドリ舎』はそんな彼女が打ち出した解決策の1つでもある。2017年7月、広島平和公園からほど近い場所にオープンした同カフェは、安彦さんいわく「人と人 人と社会 広島と世界をつなげるブックカフェ。気兼ねなく“社会ごと”を学び語り合えるカフェ」なのだそうだ。
オーナーである安彦さんは、かつて国際NGOピースボートのスタッフとして活躍し、転勤を機に広島へ移住。9年前にピースボートを退職してからも、広島で核廃絶キャンペーンなど、平和を目指す活動を続けてきた。「小さな頃から正義感が強かった」と語る安彦さんだが、過去には持ち前の正義感を胸にしまい込んでいた時期もある。
fs223_sub02「たしか高校1年生の頃だったと思います。TVのニュースでパレスチナの親子が銃撃戦に巻き込まれ死んでいく様子を見て、強い衝撃を受けました。父親に“なぜ、こんなことが起きるんだ”と聞くと、“この世界で起きていることは誰にも止められない。どうにもできないことなんだよ”と言われ、もやっとしたまま、自分の気持ちに蓋をしました」
しかし、傍観を決め込むことは、間接的に加害の一端を担うことでもある。アンデスの寓話、『ハチドリのひとしずく』が名前の由来だというハチドリ舎。そのお話の中でハチドリは燃える森にくちばしでひとしずくずつ水を運び、火を消そうとしている。この心地よいカフェのテーブルで、人と人がつながり、“他人事”を少しでも“自分事”として見つめ直すことができれば、それは「必ず森の火を消すひとしずくになる」と安彦さんは信じている。

web限定のおすすめ情報

そのユニークなコンセプトから、どうしても“ソーシャル”な部分が先行しがちですが、単にカフェ利用したいという人にとっても、ハチドリ舎はとっても居心地のよい空間。Free Wi-Fiで、電源使用もOKなので、ノマドし放題です(笑)。それに、なんといっても、すべて手づくりという温もり溢れる空間が超快適!

「つくること・つなげること・つづけること」を大切にしているハチドリ舎では、カフェの椅子や本棚、コーヒーカップ、座布団にいたるまで、すべて手づくり。お料理も地産地消をモットーに、オーガニックなものを基本としているので、お子さんづれのママたちにもオススメです。冬にはコタツでゴロゴロしながら、本も読み放題! まずはカフェ利用から、ハチドリ舎の常連さんになってみませんか。

その他、豊富なイベントもハチドリ舎の魅力! イベントを通じて、社会や人とゆるっとつながってみてください。

 

●イベント情報

若者支援NPO実践者に学ぶ

「希望が持てる社会の作り方」

日時:2月8日(金) 19:00~21:00

参加費:2,500円+1drink

 

トライアルカフェ&キッチン説明会

~ハチドリ舎で料理を振舞ってみませんか~

日時:2月13日(水) 19:00~20:00

参加費:入場無料 ※1drinkオーダーお願いします

 

徴兵制のある国の平和観

―韓国ソウルの戦争記念館を訪ねて―

日時:2月24日(日) 19:00~21:30

参加費:1,500円+1drink

 

このほかのイベント、詳細等はホームページをチェックしてみてください!

 

●Social Book Cafe ハチドリ舎

(住)広島市中区土橋町2-43-201

(tel)082-576-4368

(営)水・木・金 15:00~23:00

   土・日・祝 11:00~24:00(ランチあり)

(休)月・火

(HP)http://hachidorisha.com

※6のつく日は曜日に関わらず、11:00から営業

※イベント開催時など、店内を貸切にすることもあります。事前にフェイスブック等でご確認ください。

 

web限定フォトギャラリー

写真撮影:吉岡早百合 / 文:寿山恵子

次のすごい事

石に刻まれた、生き物語り

動物供養碑研究家

大丸 秀士

江波山気象館から歩いて少し下ると、海が見える見晴らしのよい場所にたどり着く。その一角に目指す供養碑『広島工業港魚介藻類慰霊碑』があった。案内してくれたのは、広島市安佐動物公園 元園長の大丸さん。動物園...(続きを読む)

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ナイフメーカーの魂が宿る、渾身の逸品

広島カスタムナイフクラブ会長

宍戸 克麿

アウトドアを楽しむ人にとっては相棒のような存在ともいえる、ナイフ。キャンプやハンティングなど、使用用途によってさまざまな種類のナイフがあるが、なかでも作り手が持てる技術とデザインを駆使して作るカスタム...(続きを読む)

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