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sour stand mix
店主&店長
竹本 尚史
岡本 駿二朗
(タケモト・ヒサシ
オカモト・シュンジロウ)
“映える”サワーが広島を元気にする!
今年の5月、流川の一角に誕生したばかりの立ち飲みスタイルのフルーツサワー専門店、mix(ミックス)。「立ち飲み」、「フルーツサワー」と聞いて、皆さんの中には居酒屋で出されるレモン酎ハイなんかを想像した人がいるかもしれない。ところがここで提供されるサワーは、そういった類いの飲み物とはまったくの別物。果物がごろごろと入った新感覚のサワーは飲み物というより、むしろ“フルーツを食べる”といった方がふさわしい。ちなみに同店の一番人気は1パック以上のイチゴが贅沢に使われたサワー。そのSNS映えするビジュアルが話題を呼び、女性客の注文が後を絶たないという。
そんな同店の仕掛け人、店主の竹本さんは10年前に脱サラして、自身のバーを営んできた飲食店経営者。現在も立ち飲みスタイルとは真逆の、座ってじっくりお酒が楽しめるバーを営みながら、同店のオープンに踏み切った。
異なる2つのスタイルのお店について竹本さんは、「一人の時間を大切にする隠れ家的なお店も必要だし、いろんな人との交流が楽しめるお店も必要」だという。また、「今の時代、女性にも気軽に利用してもらえるお店がやりたかった」とのこと。その思いを後に店長となる岡本さんに打ち明けたところ、「ぜひ、一緒にやってみたい!」といわれ、mixのオープンに至ったそうだ。
実は店名の“mix”には、「人もサワーも混じり合い、新しい出会いが生まれるように」という2人の願いが込められているのだという。広島の飲食市場にはもっと多様性が必要だと考える竹本さんと岡本さん。「これまでにないモノ」を持ち込むことで、2人は広島の飲食市場に一石を投じたのかもしれない。
web限定のおすすめ情報
フツスゴ編集部のスタッフが飲み会の〆で偶然立ち寄ったサワースタンドミックス。その際、初めて体験したフルーツごろごろのサワーにスタッフが感動して、同店の取材が実現しました。フルーツサワーは基本アルコールですが、オーダーすればノンアルコールでも作ってもらえるそうです。サワーに使用するのは青果店から直送された旬の果物ばかり。季節によって取り扱う果物が変わるので、行くたびに旬の味覚が味わえるのが魅力です。
本文で紹介した通り、一番人気はイチゴのサワー*ですが、飲み会終わりの〆パフェも密かな人気メニュー。こちらのメニューはお好きな果物をひとつ選んでもらって、パフェにしてもらうそうです。サワーもパフェも、“映える”一品なので、SNSには最適!
また、メニューだけでなく、細部までこだわり抜いたお店の内装もぜひ楽しんでほしいポイント。お店の名前、mixにちなんで、敢えていろいろな素材を使ったという空間は本当にオシャレで魅力的です。週末の飲み会の0次会で、あるいは〆にぜひ立ち寄ってみてください。
*今回ご紹介した果物は季節によって取り扱っていないこともあります。あらかじめご了承ください。
●sour stand mix
(住)広島市中区流川町5-10 MC流川ビル1F
(営)18:00〜翌3:00 (ラストオーダー翌2:30)
(休)日曜(月曜が祝日の場合、日曜営業、月曜休み)
(tel)082-541-3730
(FB)sour stand mix
(IG)@sour_stand_mix
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写真撮影:朝比奈千明 / 文:寿山恵子

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