普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.31表紙

vol.31
2019年
12月1日発刊
  • すごい事
  • 241
  • から
  • 248

246

RIYONN デザイナー

小西 亮

(コニシ・リョウ)

遊び心を纏う、粋なお洒落

fs246_sub01「人見知りというわけじゃないけど、ビジネスの話やセールストークはちょっと苦手なんです」と照れ笑いする小西さん。とにかく洋服が大好きで、中学生の頃からノートにデザインを書き溜めていたという彼は、ファッションの専門学校を経て、紳士服メーカーに就職。そこで修業を積んだ後、4年ほど前から自身のブランド、「RIYONN」を立ち上げた。といっても、店舗を構えたわけではない。SNSで直接顧客とつながり、展示受注即売会という形で、彼にしか作れない“世界に一着だけの服”をお客さまに届けている。若いクリエイターだからこそできるイマドキのビジネスモデルだ。
取材当日は撮影のために、何着か洋服を持ってきてもらったのだが、どの作品も「妥協したくない」という彼の言葉通り、丁寧な手仕事で仕上げられているのがとても印象的だった。なかでも目を引いたのは着物地を使った作品群で、ネクタイをあしらったアロハシャツや黒留袖で作られたドレスなど、どこかフォーマルな空気を纏いながらも、遊び心があって、男性デザイナーらしい粋なダンディズムが感じられた。

fs246_sub02彼に自分が作った服をどんな風に着てほしいかと尋ねると、「パーティーなど、ちょっと背伸びしたお洒落で出かけたい時、いつものスーツやいかにもといったフォーマルドレスでは、自分らしいお洒落が楽しめないと思うんです。そんな時にこそ、自分が作った服で出かけてほしいかな」といった答えがはにかみ屋の彼の口から返ってきた。
今年中には個性派の若者たちが集うエキニシ界隈で、念願のギャラリーを構えるという小西さん。本物のお洒落を楽しむ文化を、ぜひ、この広島の地に根づかせてほしいものだ。

web限定のおすすめ情報

メンズ・ウィメンズの洋服をデザイン・パターン・縫製まで一貫して受注している小西さんのブランド、RIYONN。ブランド名の由来は、小西さんの下の名前、“RYO”を文字って、“RIYONN”と名付けたそうです。現在はSNSを通じての情報発信や展示受注即売会といったスタイルでの販売が主流ですが、今年中には今話題のエキニシに自身のギャラリーを構えるというから、待ち遠しいですよね!(ちなみに場所は以前紹介した西野靴店の2階です)

また、お洋服好きな方はぜひ一度、彼のインスタグラムやフェイスブックを覗いてみてください。ノスタルジックで新しい、不思議な感覚の着物地の洋服たちはRIYONNのアイコン的作品! そして、細部までこだわってつくったスーツは、小西さんだからこそ作れる美しいフォルムがとても魅力的です。

 

●RIYONN

  (住)広島市南区大須賀町11-8 西野靴店2F

  (tel)050-6864-9408

(mail)konishiryo@mist.ocn.ne.jp

(FB)riyonn.jp

(IG)@riyonn

web限定フォトギャラリー

写真撮影:吉岡早百合 / 文:寿山恵子

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