普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.31表紙

vol.32
2020年
6月1日発刊
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250

サイクリスト

樋口 健

(ヒグチ・ケン)

「自転車で走りたいまち」への移住のススメ 

fs250_sub01昨年末、関西から広島に移住してきたばかりのサイクリスト、樋口さん。「なぜ、広島に?」と移住の理由を問うと、「自転車を通じて瀬戸内エリアの自然に触れ、すっかりこの地域の魅力にはまってしまったんです」という答えが返ってきた。
住むまちを決める際、たいていの人は仕事や家族の都合、あるいは便利のよさを優先する。単に「自転車で走りたいまち」が住みたい理由になるなんて、さすがサイクリストというか、その自由奔放な生き方の選択肢は羨ましいほどだ。
いったい瀬戸内のどこにそこまで魅せられたのかと聞くと、「はじめて瀬戸内の風景に触れたのは、自転車関連のウェアブランドで働いていた時のことです。Onomichi U2での期間限定ショップのオープンに伴い、スタッフとして尾道のまちを訪れました。店を運営するかたわら、周辺を自転車で走ったのですが、それまで僕が暮らしていた大阪とはまったく違う時間の流れ方に衝撃を受けましたね」とのこと。

fs250_sub02自然の中を疾走するロードバイクだからこそ、おそらくその土地の息づかいや温もりまでも肌で感じ取れるのだろう。樋口さんにとって、今回の移住は大好きな自転車ライフを充実させるだけでなく、時間の流れ方までもリセットする、大事な人生の節目だったのかもしれない。
移住後はさっそく大好物のヒルクライムや瀬戸内の景色を求めて、広島付近の山々や島々を走っているという樋口さん。今後はさらに北の方にも足を延ばして、北広島や山陰地方も走ってみたいとのこと。できれば泊りがけで、「地元の人とも深く関われる自転車旅がしたい」と、自転車ライフを満喫している。

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写真撮影:吉岡早百合 / 文:寿山恵子

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