普通の人のすごい事

広島でがんばっている普通の人のすごい魅力を紹介するフリーペーパー

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vol.31表紙

vol.32
2020年
6月1日発刊
  • すごい事
  • 249
  • から
  • 256

254

キーボード奏者・作曲家

野村 彰浩

(ノムラ・アキヒロ)

音楽は花びらの記憶を乗せて

fs254_sub01キーボード奏者であり、作曲家としても活躍する野村さんの音楽キャリアはびっくりするほど華やかだ。4歳でピアノを始め、わずか15歳で単身渡英。17歳の時、参加した海外のコンクールでベストピアニストに選ばれ、その後は英国を代表するジャズクラブで脚光を浴びるなど、クラシックとジャズを軸に異国の地で10年間、音楽の才能を磨いてきた。
2000年に帰国してからは、映画音楽や演劇、ファッションショーといった舞台の音楽監督などもつとめ、型にはまらない活動を展開し、新たな境地を開拓。最近では音楽仲間でもあるサックス奏者の福田ひとみさんと組んだユニット、「LaTICA(ラティサ)」をコアな活動としている。
「ラティサとはクロアチア語で“花びら”という意味です。旧ユーゴで起こった内戦直後、クロアチアを訪れた際に出会った少女の名前なんですよ。情勢が不安定な中、懸命に生きる彼女と彼女の家族に感銘を受け、名づけました」
fs254_sub02そんな名前の由来を持つラティサの音楽は、野村さんが親しんできたクラシックとジャズをベースとして、宗教音楽や民族音楽などの要素も含んでいるという。ライブ演奏のCDを聴くと、見知らぬ異国の地を旅しているような気分になったり、涼しげな木陰でくつろいでいるような気分になったりと、思いもかけぬ感覚を呼び覚まし、不思議な癒しさえ感じる。
「クロアチアの少女と出会った10日間の記憶をもとに、未来への希望や平和への願いを込めた楽曲創りを心がけている」という野村さん。ラティサの奏でる音楽が私たちの心の琴線に触れるのは、祈りにも似た想いが込められているからなのかもしれない。

web限定のおすすめ情報

実はロードバイクチームの一員でもある野村さん。自転車乗りたちが集うことでも有名なカフェ兼ギャラリースペースの、「古民家 輪 〜Rin」は、現在、野村さんが音楽活動の拠点としている場所です。

極楽寺山のふもとにある築120年の古民家カフェでは、毎週誰かしらのコンサートやイベントが行われており、野村さんはもちろん、その音楽仲間もたくさん出演しています。自転車乗りも、そうじゃない人も、雰囲気バツグンの古民家で、野村さんたちの音楽を聴いてみませんか。

野村さんのカワイイ相棒、♀ニャンコのしずくちゃんにも会えますよ!

 

●古民家 輪 〜Rin

(住)廿日市市原30-1

(FB)古民家 輪 〜Rin

 

※「LaTICA」のライブ情報が知りたいという方は、ぜひ、野村さんのフェイス ブックにアクセスしてみてください。ライブ情報が随時更新されていますよ!

(FB)www.facebook.com/nomuraakihiromusic/

(YouTube)https://www.youtube.com/channel/UCtLt7SzHqo8uUghfZ8Z_MVw?view_as=subscriber

web限定フォトギャラリー

写真撮影:吉岡早百合 / 文:寿山恵子

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旅するカフェ、旅する食卓

Café あかいはりねずみ オーナー

水島 早苗

広島駅にほど近い、的場電停前にあるカフェ、「あかいはりねずみ」は一風変わったカフェだ。オーナーの水島さんはこれまでに世界70カ国以上を訪れたという旅好きで、より多くの人と「旅する気分」を分かち合いたい...(続きを読む)

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地域と世界をつなぐ日本語教室

沼田日本語教室 代表

黒瀬 美智子

今年で設立24年を迎える沼田日本語教室。黒瀬さんはその教室の発起人であり、代表者でもある。黒瀬さんが教室を開くきっかけとなったのは、県が主催する日本語指導のボランティア養成講座を受講して間もない頃。近...(続きを読む)

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